1) “清水の舞台”からの決断
2025年3月下旬——
HOPE80の創設者・遠藤喨及さんは、その第一歩をバチカンでのローマ教皇謁見から始めると決断しました。
それはまさに、“清水寺から飛び降りる”ような覚悟の決断でした。
すぐに、千葉大使(日本大使館)、モリーナ大使(バチカン大使館)、サルビア博士(世界宗教者平和会議ヨーロッパ会長)、インドニル神父(バチカン異宗教対話部門)など、多方面へ協力を呼びかけました。
しかしその矢先、4月18日、前教皇フランシスコが急逝——
全てが水泡に帰すかと思われました。
それでもHOPE80の実行委員たちは、決してあきらめませんでした。
むしろその想いはより強くなり、歴史的スタートを信じて走り続けました。